宿題はいくつかあるのですが諸事情で進められず、別なものを作っていました。それがこちら。
TT9のワ22000タイプです。本当は車体を完成させるところまで進めたかったのですが、カプラーの取り付けネジの位置が決まらず、ここで一旦保留。あたかも板キットのような状態となってしまいました。
板キットといえば、グリーンマックス(以下GM)のものがとても有名ですね。「創る楽しみいっぱい!」のキャッチフレーズでお馴染みのGM。私は昔のGMのカタログを持っておらず、GMをインターネットの情報から断片的にしか知らないのですが、その世界観は心惹かれるものがありますよね。
あの時代の鉄道模型シーンの高揚感は凄かったのではないかな?と推測しています。アニメや特撮、ボカロなどにも、そのコンテンツの「青春時代」があるらしいのですが、当時の鉄道模型シーンは、日本型鉄道模型の青春の一部だったのかもしれません。
また、「鉄道模型をプラスチックで作る」というのは今ではごく当たり前のものですが、それを最初を試みた方は相当の勇気があったのでは?とも思います。
脱線しました。話を板キットに戻しましょう。私は小学3年生のときにGMの板キットの存在を知り、それを買って組み立てを試みてみたのですが、結局失敗してしまいました(泣)。しかし、かつてそうだった私が今度は金属で、今度は板キットのようなもの自体を作ってしまったのは、色々奇遇なのかもしれません。
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続いて設計や工作技法など。車体の幅は、スケールよりも1mm詰めて設計しています。また、側板のドアが取り付けられる部分は、ドアよりも一回り小さい四角で切り取っています。
ドアのリブのデザインは単純なバッテンにしました。というのも、リブが横に2本だったり、Yを2つ上下逆さまに繋ぎ合わせたようなデザインだったりすると、どうしても国鉄っぽいニュアンスをまとってしまうような気がしましたので……。
リブの位置決めは、ドア本体に溝を掘ってそこに線材をはめ込むかたちで行いました。溝は最初に針でケガいてからPカッターで掘り、その後三角の精密ヤスリの先の方で削りました。ええと、フェルトペンを青ニスの代わりに使っています。
(実は、ドアを作っていたときはなんだかぼーっとしておりまして、ミスが多発しました。溝掘りは3枚失敗しています(泣)。)
キサゲに関しては、最近キサゲ刷毛を封印しました。でも、ファイバーブラシも破片が怖いので、とりあえず今は紙ヤスリを使っています。技法がまだ固まっていないので詳細は割愛しますが、固まり次第書こうと思います。
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最後まで読んでくださりありがとうございました。